行政書士試験当日の持ち物一覧|忘れ物と使用できない物を公式案内で確認

行政書士試験当日の持ち物一覧|忘れ物と使用できない物を公式案内で確認

行政書士試験の当日は、受験票や筆記具だけ持っていけば終わりではありません。

時計の使用条件、試験場によって必要になる物、机の上に置ける物など、受験上の注意事項が決められています。

そこで、このページでは最初にルールを決めます。

行政書士試験の持ち物は、ブログ記事ではなく、その年度の行政書士試験研究センター「受験案内」と受験票を正本にしてください。

この記事も公式情報を確認して更新していますが、必ず最新情報を確認してください。

令和8年度行政書士試験のご案内|行政書士試験研究センター

私は初めて行政書士試験を受けたとき、時計を忘れました。

試験室に入ってから時間を確認しにくいことに気づくと、それだけで余計な不安が増えます。

知識とは関係のないところで判断負荷を増やす必要はありません。

持ち物確認の目的は、「忘れないこと」だけではなく、本試験当日に考えなくてよいことを増やすことです。

行政書士試験の持ち物は、当年度の受験案内と受験票で確認する

資格試験の持ち物は、過去に受けた試験の経験だけで判断しないでください。

以前の行政書士試験で使えた物が、今年も同じ条件で使えるとは限りません。

確認する一次情報は、次の2つです。

  1. 当年度の行政書士試験受験案内
  2. 自分に届いた受験票

さらに、試験場ごとの案内がある場合はそちらも確認します。

持ち物は次の3区分にすると確認しやすくなります。

  • 必須:受験に必要な物
  • 任意:必要に応じて持参する物
  • 要確認:会場や年度、使用条件を確認する物

「たぶん使える」で荷物を作らないでください。

行政書士試験で必ず確認する持ち物

公式案内では、試験当日に持参するものとして次の項目が示されています。

項目確認内容
受験票受験票に記載された試験場で受験します。
筆記具BまたはHBの黒鉛筆、またはシャープペンシル
消しゴムプラスチック消しゴム。砂消しゴムは不可
上履き・下履き用袋土足厳禁の試験場のみ必要
荷物用の透明なビニール袋荷物を直接床へ置くことに抵抗がある場合に自分で用意

ここで大切なのは、毎年同じだと思って、上記の表を使い回さないことです。

翌年度は翌年度の受験案内で再確認してください。

受験票は前日にカバンへ入れる

受験票は、当日の朝に準備しない方がいいです。

前日の時点で、

  • 受験票があるか
  • 試験場が合っているか
  • 受験番号を確認したか
  • 試験場までの経路を確認したか

まで確認して、カバンへ入れます。

行政書士試験は、受験票に記載された試験場以外では受験できません。

「受験票を持っている」だけでなく、「受験票に書いてある場所へ行く」ところまで確認してください。

筆記具は公式指定をそのまま準備する

令和8年度は、BまたはHBの黒鉛筆、またはシャープペンシルが指定されています。

消しゴムはプラスチック消しゴムで、砂消しゴムは使えません。

普段別の濃さの鉛筆を使っているからといって、自己判断でそのまま持っていくのではなく、試験では公式指定へ合わせてください。

私は、筆記具については予備も持っていく方がいいと考えています。

ただし、何を試験時間中に机上へ置けるかは当年度の案内へ従います。

時計は「持っていけばよい」ではなく、使用条件まで確認する

私は初回受験で時計を忘れました。

これが意外に厄介でした。

時間が分からないと、

  • 今どれくらい時間を使ったか
  • 残り時間はどの程度か
  • 次の問題へ進むべきか

という判断が増えます。

問題を解くこと以外に注意を使うことになります。

公式案内では、試験室内に時計の用意はないとのことです。仮に大学の教室であっても、会場後方など確認できない位置にあることがほとんどです。

使用できる時計については、次の条件が示されています。

  • 腕時計または懐中時計は1個まで
  • 置時計等は使用不可
  • 腕などに身につけたまま受験せず、机の上に置いて使用する
  • 計算機能・通信機能等が付いた時計は使用不可
  • スマートウォッチは使用不可
  • アラーム機能は事前に解除する

時計は「あるか」だけではなく、「使えるか」まで前日に確認してください。

持ち物を含めた試験当日の流れそのものは、試験当日の判断を事前に減らすシミュレーションで確認します。

試験時間中使用できると案内されている物

公式案内では、条件付きで次のような物も試験時間中に使用できます。

  • 小型の鉛筆削り
  • 問題用紙に使用する蛍光ペン
  • マスク
  • ハンカチ
  • ポケットティッシュ
  • 目薬
  • 点鼻薬

また、膝掛けや座布団については、試験監督員の許可を受けて使用する扱いです。

例えば「蛍光ペンは行政書士試験で使える」とだけ覚えて、翌年度以降もそのまま持っていくのではなく、毎年度公式案内を確認してください。過去には置時計が持ち込めたようですが、近年では禁止されるなど、試験年度によって条件は変わります。

会場によって必要になる物を分ける

すべての受験生が同じ持ち物になるとは限りません。

特に確認したいのが試験場固有の条件です。

土足厳禁の試験場では上履きと下履きを入れる袋が必要です。

つまり、

「行政書士試験だから上履きが必要」でも、「行政書士試験だから上履きは不要」でもありません。

自分の試験場を確認してください。

試験場については、受験票と行政書士試験研究センターの当年度試験場案内を確認します。

体調管理のために持参する物は、使用する場面まで考える

飲み物、食べ物、防寒用品、常用している薬など、体調管理のために準備したい物もあります。

ただし、

「会場へ持ち込める」と「試験時間中に自由に使える」は同じではありません。

令和8年度は、試験時間中の飲食は、許可された場合を除き認められていません。

また、膝掛けや座布団など使用条件が定められている物もあります。

常用薬など個別事情があり、試験中の使用について確認が必要な場合は、自己判断せず事前に行政書士試験研究センターへ確認してください。

必要な物ほど、「持っていくか」だけでなく「いつ、どの条件で使うか」を確認しておきます。

スマートウォッチなどの電子機器は特に注意する

普段スマートウォッチで時間を確認している人は注意してください。

計算機能・通信機能等が付いた腕時計、スマートウォッチ、スマートグラスなどの電子機器類は試験中使用できません。

携帯電話等の電子機器についても、試験時の取扱いが定められています。

普段使っている物だからといって、そのまま机の上へ出さないでください。

電子機器は当年度の受験上の注意事項を読んで、会場で指示された方法に従います。

「意外と使える持ち物」を探さない

以前のこの記事では、蛍光ペンや時計などについて「これも使える」という方向で紹介していました。

しかし、持ち物記事で大切なのは、裏ワザのように使える物を増やすことではありません。

確認すべきなのは、

  • 必ず必要な物がそろっているか
  • 今年使用できる物か
  • 使用条件があるか
  • 自分の試験場独自の準備があるか

です。

持ち物を増やすより、当日に迷う項目を減らしてください。

前日と出発前の2回チェックする

持ち物確認は、当日の朝に一回だけ行わない方が安全です。

前日と出発前の2段階で確認します。

前日|入手・準備・経路まで確認する

  • 受験票
  • 指定された筆記具
  • 消しゴム
  • 使用条件を満たす時計
  • 必要なら上履きと袋
  • その他、自分に必要な持ち物
  • 試験場
  • 交通経路
  • 出発時刻

前日は、「あるか」を確認するだけではありません。

電池やアラーム、交通経路など、当日になってから対応しにくいところまで確認します。

出発前|受験成立に必要な物をもう一度確認する

出発前は、最低限ここを再確認します。

  • 受験票
  • 筆記具
  • 消しゴム
  • 時計

さらに、自分の試験場で必要な物があれば確認します。

前日に全部準備し、当日は「入っていることを確認するだけ」にしてください。

準備を終えたら、次に考えるのは本番中の運用です。緊張や確認しすぎで解答手順が崩れたときの戻り方も事前に決めておきます。

行政書士試験の持ち物についてよくある質問

時計を忘れた場合はどうなりますか?

公式案内では、試験室内に時計の用意はありません。

私は実際に初回受験で時計を忘れ、時間を把握できない不安が増えました。

時計を使う場合は、当年度の使用条件を確認して前日までに準備してください。

蛍光ペンは使えますか?

問題用紙に使用する蛍光ペンが認められており、公式案内では複数使用可とされています。

ただし、翌年度以降も同じとは断定せず、その年度の公式案内を確認してください。

上履きは必要ですか?

試験場によります。

土足厳禁の試験場では上履きと下履きを入れる袋が必要です。

自分の試験場について公式案内と受験票を確認してください。

飲み物や薬を持ち込めますか?

試験時間中に使用できる物と、会場へ持参できる物は分けて考えてください。

試験時間中の飲食は許可された場合を除き認められていません。

薬など個別事情で試験中の使用が必要な場合は、事前に行政書士試験研究センターへ確認するのが安全です。

まとめ|持ち物確認は、当日の判断を減らす準備

行政書士試験の持ち物は、過去の記事や一般的な資格試験の常識だけで決めないでください。

正本は、

  1. 当年度の行政書士試験受験案内
  2. 自分の受験票
  3. 必要に応じて試験場案内

です。

そのうえで、持ち物を、

  • 必須
  • 任意
  • 要確認

へ分けて準備します。

そして、

  1. 前日に準備を完成させる
  2. 出発前に必須品だけ再確認する
  3. 当日の朝に新しい判断を増やさない

という順番にしてください。

持ち物の準備は、試験問題とは関係のない判断を本番から消すために行います。

私は時計を忘れて、その意味を実感しました。

持ち物がそろったら、次は試験会場へ着いてから解答終了までの流れを事前にシミュレーションして、当日の判断をさらに減らしてください。

持ち物だけでなく、試験時間、出題形式、当日の試験全体を確認したい場合は、行政書士試験の内容へ戻ってください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です