行政書士試験当日に何を持っていくか。
持ち物の確認はできていますか?
「え?筆記用具だけでいいんじゃないの?」
と思ったあなたは要注意です。
受験案内にも持ち物について書いてありますが、
思い込みで受験すると痛い目を見ることになります。
思い込みで不合格になった苦い思い出|1回目の行政書士試験受験
これは私の苦い思い出です。
一回目の行政書士試験で不合格になったときの話です。
受験票や筆記具を持ち、昼ごはんもコンビニで買って、
「これで万全だ、全力で行政書士試験に臨むぞ!」
と思ったところで、時計を忘れたことに気づいたのです。
ここで、親に貸してもらうなり、
コンビニで買うなりすればよかったのですが、
受験会場が大学の講義室だったということもあり、
「講義室なら時計もあるし大丈夫だろう」
と思って会場に入った瞬間、
「今年の行政書士は失敗だ・・・」
と絶望したことを今でも覚えています。
時計は振り返らないと見えない”後ろ”についていたのです。
公開模試を受けたときは時間内に解き切れたので、
体内時計で何とかなるだろうと思い試験開始。
しかし、緊張で時間がわからないことに恐怖を覚えました。
「あぁ、持ち物をしっかり確認しておけばよかった」
「受験案内に書いてある持ち物は守るべきだった」
暗闇を手探りで進む3時間の試合は惨敗でした。
受験案内に持ち物を書いているのは意味がある|必ず準備をしよう
年1回の試験で合格すれば開業ができる資格が行政書士試験です。
そんな一世一代の大勝負に、私は舐めてかかっていた、
ということに行政書士本試験を終えてから気が付いたのです。
そもそも、
受験案内に持ち物が書かれているということは、
問い合わせが多く、受験する上で必要だということです。
行政書士試験においては不備があってはいけません。
特に、試験に集中するためにも持ち物の確認は必須です。
「常識的に考えて」という言葉がありますが、
常識が自分の思い込みになってはいけません。
受験案内を読んでみると、
意外にも持ち込んでよい持ち物と、
使用できないものがしっかり書かれています。
<試験当日に必ず持参するもの>
■受験票
■BかHBの黒鉛筆又はシャープペンシル
■プラスチック消しゴム
■上履きと下履きを入れる袋(土足厳禁の試験場のみ)
<試験時間中に使用できるもの>
■腕時計1個
■鉛筆削り(電動鉛筆削りは不可)
■問題用紙に用いる蛍光ペン
■マスク、ハンカチ、ポケットティッシュ
■目薬、点鼻薬
■膝掛けや座布団(試験監督の許可が必要)
使用できる意外な持ち物は蛍光ペン|使用できない物・許可が必要な物もある
行政書士試験はマークシート式なので、
鉛筆と消しゴムを持っていくのは定番です。
一方で意外にも使用可能な持ち物があります。
それが、蛍光ペン。
私は使ったことが無いのですが、
人によっては問題を解くときに、
蛍光ペンでチェックをする人がいます。
試験では鉛筆しか使えないと思っていると、
普段の学習方法で取り組めないことで、
実力が発揮できない人も多くいます。
もしあなたが。
蛍光ペンを使って問題を解いているのであれば、
何本でも使えるので、ぜひ、持ち物に入れておきましょう。
意外に使用できない時計がある|置時計やスマートウィッチは使用不可
私の失敗からも、行政書士試験では、
時計は必須であることはわかったと思います。
時計は中には使用禁止なものがあるんです。
大学入試で不正受験で話題になっている
スマートウォッチは当然ですが、そのほかにも、
なんと、置時計も禁止されています。
なぜ、置時計が禁止されているのかよくわかりませんが、
おそらく、目覚まし機能がついているからだと思います。
「持ち物の時計は3針の腕時計が良いのか?」
と思う人も多いでしょうが、
そこまで気にする必要はありません。
一般的な腕時計ならデジタル表示でも、アナログでも、
音が鳴らなければ使うことができます。
私は、ストップウォッチ機能の付いたアナログ時計を使いました。
もしかしたら使えるかもしれない持ち物|ブランケットは試験監督に確認する
行政書士試験は11月中旬なので体温調整も難しい時期です。
席によっては、暑すぎたり、
冷えたりすることがあります。
暑い場合は服を脱げばいいですが、
寒い場合は用意していないと対策できません。
着こめる服を持っていくか、
会場によってはブランケットが使えます。
ただ、ブランケットは行政書士の参考書を隠せたりと、
カンニング防止のため使用禁止の場合もありますので、
事前に監督官に確認を取っておくことで安心して受験できます。
忘れてはいけない大事なもの|受験票は忘れると仮発行に時間がかかる
一番忘れてはいけない持ち物が受験票です。
最悪、筆記具はコンビニに行けば何とかなります。
しかし、受験票を忘れると、
仮発行するのに時間がかかります。
また、最近はコロナの影響もあるので、
健康状況を記入する用紙も持ち物に加わりました。
行政書士試験は、結構準備する持ち物が多いんです。
なので、行政書士試験当日に使う持ち物は、
前日に準備してしまうのが一番ですね。
そして、当日に備えましょう。
意外と多い持ち物の注意事項|試験案内をよく読んで準備しよう
こうして話してきましたが、
行政書士試験では禁止されている持ち物も、
確認していないと、うっかり使ってしまいそうになります。
会場によっては上履きが必要なところもあります。
受験する前から気が抜けないのが行政書士試験です。
行政書士になるからには関連する資料に十分目を通して、
本番で、知らなかったということが無いようにしましょう。
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