五肢択一式問題に仕掛けられたワナ!行政書士試験に受かる勉強法

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基本テキストを読み終わったら五肢択一式過去問題集を解きましょう。

行政書士試験の出題集は60問です、

■五肢択一式が54問
■多肢選択式が3問
■記述式が3問

1問4点の五肢択一問題も、全54問で216点も配点があります。

行政書士試験の出題形式を考えると、
五肢択一式問題の勉強を行うべきです。

記述式の配点が3問60点と配点が高いとしても、
五肢択一式問題で得点できなければ、
行政書士試験に合格できないのです。

しかし、行政書士試験の合格率は10%。

受験生は五肢択一式問題の対策をしているはずです。
それなのに合格電の180点を取れない理由はなにか。

五肢択一式問題の特徴から、
行政書士試験の勉強では絶対にやってはいけない、
暗記に頼った勉強になってしまっているのが原因なのです。

五肢択一式過去問題集の勘違いしがちな勉強法|暗記をしていないかチェック

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行政書士試験に合格するためには五肢択一式問題の対策が重要です。

できるだけ多くの五肢択一式過去問を解きましょう。
とはいうものの、五肢択一式の過去問を解いていると、
気づかないうちに間違った勉強法を実践してしまうのです。
 
暗記をしてしまうのです。

「資格試験なんだから暗記をするのは当然でしょう」

しかし、実際のところ暗記に頼った勉強法を、
実践している受験生が不合格になっています。
その理由は、五肢択一式の出題構造にあるんです。

五肢択一式問題には必ず1つ正解の選択肢が混ざっています。
 
択一式の過去問を解けば解くほど、
似たような問題を解く確率も上がります。
そうなると、とんでもない問題の解き方をし始めます。
 
「あ、この問題は雰囲気的に3番だな」

とか

「この問題は前に解いたから4番だな」

というように、
 
問題をよく読まず何となくで過去問を解いてしまう人がいます。
 
これを読んで「ギクッ」となったあなたは要注意です。
ここで勉強法を間違えると不合格まっしぐら。
行政書士試験の受験地獄に巻き込まれます。
 
今から勉強法を軌道修正をしましょう。

≫暗記に頼っていないか直前予想模試でアウトプットする。

正答率100%にしようと焦るから暗記になる|60%の理解で問題演習を進める

問題集を暗記に頼って解いてしまう理由は単純です。

正答率を100%にしようと焦るからです。

過去問題の正答率を上げることは大事ですが、
それ以上に基本テキストの知識が身についているか、
確認することが過去問題集を解く本当の目的です。

問題集を1回解いて全然正解できなかった。
どうにかして正答率を上げなければいけない。
不正解の問題は文章に法則性がある気がするぞ。
文章の雰囲気で判断すれば答えられるかもしれない。

悪循環の勉強法のできあがりです。
知識を確認するという目的を忘れないでください。

五肢択一式過去問題集の正しい使い方|基本テキストと併用する

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正答率を100%にしようと焦らないこと。

知識を身につけるために問題集を解く、
と、肝に銘じておきましょう。

しかし、
効率を上げて勉強するという、
考え方は間違っていません。

限られた時間で合格点の180点を取る必要があります。

では、五肢択一式問題集はどのように使えばいいのか。
基本テキストと併用しながら使ってください。

1回目は基本テキストの内容を確認してから問題を解く

1回目は問題集で取り組むテーマの内容を、
基本テキストで確認した後すぐに、
問題を解いてください。

「え?」と思ったかもしれません。

しかし、基本テキストを読んで、
すぐ問題を解くことに意味があります。

基本テキストを読むのは受け身の勉強です。
知識をテキストで学んでも覚えていません。
実際、問題集を解くと忘れていることが多くあります。

それでいいのです。

学んだ知識が本試験ではどのように出題されるのか。
最初に知っておくことで基本テキストの読み方も、
「この知識はこんな感じで出題されそうだな」
と先読みをして勉強することができるようになります。

より頭を使って勉強できるようになるので、
知識の吸収率が段違いに上がります。

1回目の問題演習では正答率60%を目指しましょう。
ただし、正答率が低くても焦らないこと。
2回目以降で得点できるようになればいいのです。

2回目は問題を解いてから基本テキストで知識を確認する

2回目は問題集から解いてください。

解答解説を読んでわからないところがあったら、
すぐに基本テキストで内容を確認してください。

面倒だと思うかもしれません。
しかし、基本テキストには合格に必要な知識が、
すべて入っています。テキストの知識を理解せずに、
行政書士試験に合格はできないと心得ましょう。

2回目の問題演習で正答率80%になれば、
勉強法は間違っていないと思ってください。

もし、正答率が悪くても慌てないこと。

問題集で間違えたところを、
基本テキストを読んで理解してください。

基本テキストに書いてある知識ではなかったか。
知識と知識をかけ合わせたら解けなかったか。
一般常識で考えたら正解できなかったか。

あらゆる角度から、
なぜ間違えたのかを考えながら勉強しましょう。

「なぜ」という思考を持って五肢択一式過去問題集を解いて理解を深める

五肢択一式問題集は行政書士試験合格に必要な教材です。

気を付けるべきなのは、過去問の解き方です。

問題を解いて、解答解説を読んで、
正解不正解で一喜一憂するのではなく、
なぜ、この選択肢は正解だったのか、
なぜ不正解なのかを理解してください。

単に言葉の書き換えだったのか、
そもそもの前提から違っているのか。

問題によっては、
ここまでは合っていて、
ここから違う解釈になっている、
ということも珍しくありません。

だからこそ、暗記に頼る勉強法は危険なのです。

とある問題で「みなす」
という言葉が入っていたら正しいとか、
キーワードで正誤判断をするのも暗記と同じです。

今あなたが解いている問題が、
まったく同じ形で行政書士試験で出題される可能性は0%です。

だからこそ、理解するという勉強することが大事なのです。

思考力を深めるために自分の考えをわかりやすく説明する

これは、行政書士試験の問題と解説を比較するときに、
同時にやってほしい勉強法です。

あなたが、問題を解いたときの考え方を説明してください。
最初から最後まで全部です。省略してはいけません。

と言うと、なかなか説明ができない自分に驚くと思います。

説明できないことが点数が上がらない一番の原因です。
説明ができないのは知識があやふやだからです。
五肢択一式は選択肢から答えを選ぶので、
多少知識がいいかげんでも正解できるのです。

それでは、いつまでたっても行政書士になることはできません。
 
自分の間違いが丸裸になるので辛い勉強になりますが。

しかし、
行政書士になったときに中途半端な知識で、
業務を行えるのか考えてみてください。
 
行政書士として信頼を得るためにも、
今の勉強をおろそかにしてはいけません。
 
この勉強法に取り組むことで、
思い違いをしている知識もわかるようになります。
その知識を修正して、自分の力にしていきましょう。

≫思考力をつけるために直前予想模試でアウトプットする。

五肢択一の問題集を使った勉強法は理解を深めることを意識する

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行政書士試験で出題数が一番多いのが五肢択一なのですが、
その分、落とし穴にはまりやすいことも事実です。

 
なぜなら、選択肢の中に必ず答えがあるから。
 
なんとなくで答えても正解してしまうことがあります。

そこで、単に〇×の判断で終わるのではなく、
なぜ正しいのか、間違っているのかと理解を深める。

行政書士になるためには、必要不可欠な勉強法です。

しかし、はじめから丁寧にやる必要はありません。
はじめから100%の正答率を目指して勉強すると暗記します。
無意識に解答を覚え始め、解答番号だけを覚えるようになります。
問題集も60%の理解で進め、何回も解く中で理解を深めましょう。

≫効率よく勉強するためには基本テキスト選びが重要です。

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