行政書士試験もあともう少し。
前日の準備はどうするか決めていますか?
「特に何も決めていません」
という人は、前日の準備が本番の状態に
どう影響するか考えてみましょう。
前日の準備をせずに、
夜遅くまで勉強して寝ると考えてください。
朝は眠い目をこすりながら、なんとか起きます。
行政書士試験会場に持っていく持ち物も準備していません。
慌てて準備して家を出るでしょう。
時間もないから昼食も取らずに会場に着き、
「あ、受験票忘れている・・・」
と気づき仮受験票を発行している間にも、
刻一刻と開始時間が迫ってきていることに焦りを感じます。
なんとか会場に入り、
行政書士試験が始まると、今度はお腹が空き始めた気づき、
なかなか問題を解くことに集中することができません。
さらには、前日は夜遅くまで勉強していたので、
思うように頭が働かないことにイライラしてきます。
「あぁ、こんなことなら、よく考えて前日の準備をしておけばよかった」
と思いながら行政書士試験本番が終了してしまう。
そんな後悔はしたくありません。
意外にも、前日の準備をおろそかにしている受験生が多いのです。
前日の準備は当日のコンディションを決める
当日のコンディションは前日の準備で決まります。
行政書士試験に必要な持ち物はカバンに入れましたか?
受験票、筆記用具、消しゴム、時計、などなど。
また、当日いつ昼食を食べるか決めていますか?
会場ではどんな行政書士の参考書を持っていきますか?
試験開始の13時に頭をフル回転させるために、
何時に起きて、どんな行動をすれば、
ピークに持っていけるか考えていますか。
「え。そこまで考えていなかった」
という場合はしっかり考えましょう。
前日の準備がしっかりしていれば、
あとは本試験を受けるだけです。
余計なことを考えず、行政書士試験に集中できます。
「持ち物のこと以外は全然考えていなかった」
当日に決められたとおりに行動できることは、
何も考えず、行政書士試験に集中することに繋がるのです。
準備をすることで余計なことを考えず行政書士試験に集中できる
話は変わりますが、スティーブ・ジョブスはご存じでしょうか。
Appleの共同創業者の一人です。
彼はいつも、
黒のタートルネックにジーンズという恰好でした。
同じ服を何着も持っているというのは有名な話です。
なぜ、彼はこんな奇妙なことをしていたのか。
それは、着る服を考えるという、
余計なことに頭を使わないようにするためです。
1日の脳が活動量は決まっているんです。
活動量を超えると集中力が極端に落ちます。
その貴重な資源を、人は着る服を選ぶなどの、
細かい選択に気を使って、無駄に消費しているんです。
仕事に集中するために余計なことを考えない、
この極地がスティーブ・ジョブスの行動なのです。
ここまで極端にしろとは思いませんが、
行政書士試験にも応用ができます。
それが前日の準備です。
当日持っているものを揃えておくだけで、
目が覚めた瞬間から余計なことを考えなくて済みます。
前日に準備するのは「物」だけじゃない|自分の体調も準備する必要がある
また、寝不足は頭脳労働の天敵です。
あなたが、この睡眠時間だと最高の状態になれる、
という睡眠時間があると思います。
私は7時間は寝ないと日中眠くて仕方ありません。
眠い目をこすりながら行政書士試験に集中できるか。
そんな状態で合格できるわけがありません。
前日の準備は「物」だけではありません。
自分の行動も前日の準備に必要なことなのです。
行政書士試験の持ち物を確認しよう|試験中は使えないものもある
行政書士試験で持ち込める物は知っているでしょうか。
<試験当日に必ず持参するもの>
■受験票
■BかHBの黒鉛筆又はシャープペンシル
■プラスチック消しゴム
■上履きと下履きを入れる袋(土足厳禁の試験場のみ)
<試験時間中に使用できるもの>
■腕時計1個
■鉛筆削り(電動鉛筆削りは不可)
■問題用紙に用いる蛍光ペン
■マスク、ハンカチ、ポケットティッシュ
■目薬、点鼻薬
■膝掛けや座布団(試験監督の許可が必要)
会場によってはブランケットを使える場合もあります。
また、上履きが必要な会場もあります。
結構いろいろな持ち物が必要です。
これを起きた瞬間から準備するとなると、
気が重いです。前日に準備を済ませましょう。
当日予期せぬハプニングに出会わないために余裕を持って行動する
当日は余裕をもって行動することをお勧めします。
「昼ご飯はあのコンビニ買おう」
と思ってコンビニに行くと、みんな考えることが同じで、
12時ごろには品物がないなんてこともあります。
前日の準備には当日のスケジュールを考えることも含まれます。
行政書士試験前日は入念に準備をして試験に集中できるように整える
前日の準備を入念にするという考えは。
もしかしたら、なかったかもしれません。
しかし、当日慌てないようにするためにも、
どのように行動するか、持ち物はすべて揃っているか、
細かくシミュレーションして前日から準備しましょう。
前日の準備から行政書士試験は始まっている、という気持ちを持ちましょう。
働きながら時間のない中、
この1年なり半年なり、
勉強を進めてきたわけです。
当日慌ててしまったという理由で、
無駄にしないでください。
前日の準備をないがしろにせず、
行政書士試験に臨みましょう。
入念な準備が合格につながります。
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