独学で行政書士を目指すと費用が高くなる意外な落とし穴|教材の買い込みと複数回受験が原因

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予備校に通うお金もないし独学で勉強するか。

私が行政書士試験の勉強をはじめた時、
お金がほとんどありませんでした。

仮に予備校に通えたとしても、
一番近い予備校で車で片道1時間かかります。
平日しか開校していなかったので無理でした。

予備校に通った方が、
合格する可能性が高いとわかりつつ、
一括で20万円もの金額は支払えません。
独学で勉強するしかなかったのです。

独学で勉強した方がかかる費用も抑えられる、
と感覚的にわかっていたのでラッキーと思って、
勉強することを始めたことを覚えています。

ただ、本当に独学で勉強した方が、
かかる費用を安く抑えることができるんでしょうか。

私が合格したときにかかった金額は8万円|独学のわりに割高

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独学で勉強した方が費用を抑えられるのか。

気になったので、
私が行政書士試験に合格した年に、
どれくらい費用がかかったのか計算しました。

▼合格にかかった費用(概算)▼

支払い内容(教材・受講料など)金額
行政書士試験受講料7,000円
基本テキスト3,200円
五肢択一式問題集(7冊)1万8,500円
予想問題集(4冊)6,000円
予備校の公開模試(8回)4万円
行政書士試験用六法3,700円
法律用語辞典5,000円
合計金額8万2,400円
※2022年以降の行政書士試験受講料は1万400円です。

≫LECのS式合格講座の方が安い金額です。
8万2,400円はお金をかけすぎたと思います。

≫通信講座に特化した予備校とも変わらない金額です。

独学合格した私が勉強費用に8万円かけた理由|独学なら5万円前後が理想

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私は1月から勉強をしていたため、
比較的余裕を持って勉強をしています。

勉強する時間が多ければ、
それだけ取り組める教材も増えます。
勉強することがなくなると教材を、
何も考えず追加購入していました。

合格した今だからわかるのですが、
私は教材を買い込みすぎています。

■五肢択一式過去問題集は5冊に絞る。
■予想問題集は3冊までが限度。
■公開模試は3回も受ければ十分。
■法律用語辞典はなくても良い。

この4点を加味すると合計金額は4万2,400円。
一概にいえませんが独学なら5万円前後が妥当でしょう。

もちろん例外はあります。
もっと教材を絞って合格した人もいますし、
私のように教材を次々買い込んだ人もいます。

ただ、独学で10万円を超えるのは、
何かおかしいと思った方がいいでしょう。

独学で勉強費用が膨らむ理由は2つ|教材の買い込みと複数回受験

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独学はお金がかからない勉強法です。

大手予備校の行政書士講座を受けると、
20万円近くのお金が必要になります。
その差は4倍にもなるんです。

ただ、忘れてはいけないことは、
独学には相応のデメリットがあるということ。

■教えてくれる先生がいない。
■勉強スケジュールは自己責任。
■教材を自分で全部選ぶ必要がある。

明確に合格できる勉強法がなければ、
行政書士試験に受からない沼にはまります。

独学で勉強費用がかさむ理由は2つあるんです。

■教材を買い込み無駄な出費が多くなる。
■不合格になり何度も試験を受ける。

負のループに入ると、
独学で勉強しているがために、
出費がかさんでしまうことがあるのです。

勉強量を調整できるので無計画な教材の買い足しで出費がかさむ

独学なのに私が8万円の出費をしていた理由。
 
教材を買い足して勉強していたからです。

予備校の行政書士講座なら、
勉強する教材の量は決まっています。
独学は、自分で勉強する量を決める必要があります。

「勉強することがなくなったから新しい問題集を買う」

目的を持って新しい教材を買うのは良いんです。
自分が必要だと思ってお金を払うんですから、
そのやり方にケチをつけるつもりはありません。

「全然点数が伸びない。この教材が良いかもしれない」

「この教材が良いって、ネットで言ってたぞ」

目的もなく、なんとなく良さそう、
という考えで教材を買っていると、
思っている以上に出費がかさみます。

勉強の成果があらわれるのは早くても3ヶ月後です。

色々な教材に目移りするのはかまいませんが、
手当たり次第に購入して満足するというのは、
お金をドブに捨てているようなものです。

目的を持って必要な教材か考えながら、
勉強に取り組むようにしましょう。

行政書士試験の受験回数が多くなれば出費も倍になる|独学は一番挫折しやすい

行政書士試験は法律の試験なので毎年法改正があります。

行政書士を目指すなら新しい教材を買い直すべきです。
古い教材は法改正に対応していないので、
不合格になる可能性が非常に高いんです。

≫古い教材を使ったために私は1回目の試験で不合格でした。

独学は一番挫折しやすい勉強形態です。
毎年新しい教材が必要になる試験。
不合格になり受験期間が伸びれば、
その分勉強費用がかさみます。

行政書士試験は合格率10%です。
10人に9人は不合格になるんです。

3回、4回、5回、と受験回数を重ねたらどうでしょう。

独学は勉強費用を抑えられると思っていたのに、
いつの間にか予備校に通うより出費がかさんだ。
しかも、予備校の行政書士講座を受けたら、
その年に合格したでは、やるせないですよね。

≫独学でも戦略を練って勉強すれば合格できます。

ただ、勉強費用が安くなるという理由で、
考えもなしに独学で勉強すると合格できず、
何年も受験地獄から抜け出せなくなります。

費用が抑えられるからという理由だけで独学で行政書士試験を受けるな

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独学で勉強すれば出費を抑えることができます。

しかし、出費をおさえられるから、
という理由だけで独学で勉強を始めると、
戦略のない中勉強をして不合格続きになり、
行政書士試験の受験地獄にはまるかもしれません。

予備校の行政書士講座で勉強した方が、
費用も時間もかけずに合格できた。
となる可能性が高いのです。

独学で合格するためには、
練りに練った勉強戦略が必要です。

勉強戦略の中で、
勉強でやることがなくなったから、
教材を新しく買うことは良いんです。

目的があって勉強量を増やすからです。

勉強にかかる費用が抑えられる。
という目先の利益にとらわれず、
あなたに合った勉強形態を選びましょう。

≫教材も合格ノウハウもある予備校の通学・通信講座で勉強する方法があります。

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