ノートは1から作るな!挫折しない行政書士試験の勉強法

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「行政書士試験用の参考書も買ったし、ノートも準備した。
参考書の内容をノートにまとめながら勉強するぞ!」

ちょっと待った!

それが、間違った勉強法なのです。

「え?ノートにまとめるのは勉強の基本でしょ?」

では、聞きますが、
なぜ、勉強するのにノートが必要なんでしょう?

「なぜって、学校で勉強するときに必要だったから」

確かに。
でも、あなたは行政書士試験を独学で勉強をします。
本当にノートを作った方が良いんでしょうか?

実はノートを作ると『時短』ができなくなるんです。 

ノートを使う理由は学校の授業で必要だったから

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学校でノートが必要な理由は先生の板書を書き写すため。

授業は先生1人に対して大人数の生徒に対して行います。
授業中に先生が生徒を管理するために、
板書を写す勉強形態になっているのです。

勉強しているあなたの先生は誰ですか?

予備校なら授業をしてくれる講師。
独学なら今あなたが持っている参考書です。

予備校の授業もテキストに沿って授業が行われます。

テキストは行政書士試験の知識をまとめています。
試験合格に必要な内容は、すべて文字になっているし、
わかりにくいところは図表でわかりやすくしています。

改めてノートを作る必要はありません。

行政書士試験に合格するなら、
参考書をノートにする勉強法を実践しましょう。

ノートを作ることが目的化して非効率な勉強になる

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私が、参考書をノートにする勉強法をオススメするのは、
勉強し始めで挫折することがなくなるからです。

書くという作業は時間がかかります。
市販の参考書なら薄くても法令だけで400ページ。
1ページ目から書いていたら3行と持たず嫌になるでしょう。

時間のない社会人が、時間のかかる勉強をやってられるはずがありません。

参考書をまとめようと思ってノートを作る人は
まず間違いなく内容を書き写すだけになるんです。

私が、家庭教師のアルバイトをしていた頃の話です。
ノートはキレイなのに成績が伸びない人がいました。
どうやってノートを作っているのか聞いたことがあるんです。

そしたら・・・。

「見やすくするために文字を何色にしようか、悩むんですよね~
図とか文字の位置を考えて見やすくしようと考えてます。」

もはや作業です。

紙に知識を書くことが大事なのではありません。
頭の中に知識を書き込むことが大事なのです。

ノートの3つの役割を理解して行政書士試験の勉強法を考える

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行政書士試験ではノートを作らない効率的な勉強法を考えましょう。

ノートの役割は3つあるんです

■ 復習するため
■ 忘れるため
■ 思考をまとめるため

この3つの役割を知らなければ、
ノートを使うことが非効率になります。

復習するため

これが、学校での勉強法です。

情報をわかりやすくまとめたり、
書き写して頭に記憶しやすくする。

書いてあることが覚えられればノートは必要ありません。

行政書士の基本テキストは六法を詳しく解説しているので、
まとめノートを作らなくても学習を進めることができます。
ワープロ文字なので手書きよりも見やすいです。

復習するなら基本テキストを見た方が良いのです。

忘れるため

ToDoリスト、メモを取る、といったことが当てはまります。
あとで見返せば思い出せる、という状況にするために、
書いて忘れるのです。

忘れるために書くときは、きれいな字は意識しないこと。

誰が見てもわからない文字では困りますが、
自分が見ればわかるというレベルであればOK。
覚えられない言葉があったらチラシの裏に殴り書きでもいいんです。

新しく知ったことはノートに書くのではなく、
参考書に書き込んだ方が効率的です。

思考をまとめるため

人間の頭はそれほど賢くはありません。

今、何を考えているのか、
次に何を考えないといけないのか。
過去にどういうことをやっていたのか。

あれこれ考えていると頭が混乱します。

紙に書くことで状況を整理できるのです。

深く理解していることは書けるのですが、
浅い知識や考えになっているときは、
文字にすることもできません。

紙に書き出すことで
考えが甘く理解が足りていないところが分かります。

もし、ノートを作るならテーマを決めて、
覚えているか書き出してみると良いです。

10月頃、勉強も追い込みになってきた時期に、
なにも見ずに自分の頭の中にある知識を整理して、
紙にひたすら書き出していく。

書き出せなかったところは、
知識があやふやだとわかるので、
どの分野を重点的に勉強すべきか、
すぐに判断することができるのです。

書き写す「作業」ではなく、
頭を使ったノート作りができます。

世界に一つだけのオリジナルノートを参考書で作る

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行政書士試験では参考書に直接書きこんで合格をつかみましょう。

必要な知識は、すべて参考書に書いてあります。

ただ、わからない言葉があれば調べ、
問題集で間違えたところは復習をして、
正解できるようにする必要があります。

調べたことや間違えたところを参考書に書き込みましょう。
あなたが勉強した足跡を記録していくのです。

そうすると、あなただけの特別なノートを作ることができます。

ふせんを使って書けるスペースを増やす

「参考書は余白が狭くて書き込みができない」

文字を小さく書いたても、
手書きですから限度があります。
書くスペースがないならふせんを使いましょう。

関係するところに貼りつけて、書き込んでいくのです。

「ふせんじゃスペースが足りない」

ポストイットという貼れるメモ用紙があります。

ふせんとポストイットを使って、
参考書に書かれていない知識を書き込んでいきましょう。
書かれていても、ページが飛んでいるなら、参照ページを書くといいですね。

行政書士試験の勉強法の基本は参考書を読むことです。
参考書に大事な知識が書いてあれば復習がしやすくなります。

どんどん書き込みをして、オリジナルノートを作りましょう。

個人的にはポストイットはおすすめしない

私個人としてはポストイットを使うのは反対です。

書くスペースを無限に増やせるからです。

書く作業を減らしたいのに、
書けるスペースを増やしては本末転倒です。
スペースがあるからと色々書きこんでしまうと、
情報が精査されていないので、余計な情報まで入ってきます。

参考書の余白にだけ書くと制限して効率を上げる方が良いでしょう。

覚えるために書くのは、雑で良い

参考書を読んでも、なかなか覚えられない言葉が出てきます。

そんな時は、いらない紙に言葉を書きなぐりましょう。
書く行為は時間がかかりますが暗記するのに良い方法です。

ただ、ぜんぶ書いていると時間が足りなくなるので、

「どうしてもこれは覚えられない!」

というものだけ何回も書いて覚えるのです。

例えば、瑕疵(かし)。あなたは間違えず書けますか?
書き慣れていない言葉ほど、書いて覚えましょう。

記述対策になります。

覚えるために書くのなら、
キレイに書かないこと。
紙もチラシの裏で十分です。
何度も書きなぐって、
身体に染み込ませてください。

覚えたらその紙は必要ありません。
だから丁寧に書く必要はないのです。

『なんのために書くのか』を考えて勉強するだけで、効率がグンッと上がります。

参考書をノート代わりにして勉強効率を上げる

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まとめノートを1から作る勉強法は非効率です。

働きながらだからこそ、効率を考えるべきなのです。

参考書をノート代わりにしてください。

参考書に新しく知ったことを、どんどん書き込んで、
あなただけのオリジナルノートを作りましょう。

≫行政書士に合格できる情報が載っている参考書で勉強する

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