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毎日残業続きで帰るのも21時を過ぎる。
仕事が終わって家に帰ると、
ご飯を食べてシャワーを浴びたら、
そのままベッドにダイブする生活。
こんな状態で行政書士試験の勉強を
続けることができるのだろうか。
私が行政書士試験の勉強を始める前は、
残業続きの中、職場の往復だけで、
一日が終わることが当たり前でした。
仕事でくたびれた状態で、
予備校の無料相談を受け、
目の前に積み上がっていく、
参考書の山を見て心が折れました。
「絶対何かで効率を上げないと合格できない」
「というか働きながら合格できるんだろうか」
と思ったのを今でも覚えています。
働き盛りの30代が行政書士試験に最も合格している
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行政書士試験研究センターの情報では、
試験の合格者は30代の方が一番多いんです。
参考リンク:https://gyosei-shiken.or.jp/pdf/attr.pdf(行政書士試験研究センターより)
働き盛りなのに、すごいことですよね。
勉強量が多いのに、どうやって勉強しているのか。
それは、時間と勉強量を工夫しているからです。
その工夫が分かれば、あなたの合格の可能性が上がります。
行政書士試験に合格するには3つの勉強法があります
・通学(予備校に通って勉強する)
・通信(予備校から教材を送ってもらって勉強する)
・独学(市販のテキストを買って自力で勉強する)
通学や通信では、予備校の分厚いテキストを使います。
300点満点も目指せるように作られているので、
テキストが何冊にも分かれています。
ポイントを押さえた授業を行うのですが、
時間が拘束されやすくなるのがネックです。
予備校の勉強は知識を入れる、
インプット学習に力を入れているため、
どうしても授業時間が長くなりがちです。
独学ではテキストを読み切れば、
インプット学習を終えられるので、
時間のかかる予備校の学習よりも、
時間を大幅に短縮することができるのです。
独学をおすすめする一番の理由はすきま学習ができるから
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独学は、勉強時間も、勉強量も自分で決められます。
予備校の通学講座だと授業を受けに、
毎回校舎に通わなければいけません。
仕事が終わる夜遅くには開いてませんから、
残業が多いと時間を作るのにも一苦労です。
通信ならば、送られてきた教材で勉強できます。
裏を返せば予備校が決めた勉強スケジュールを、
簡単に変更できないのです。
仕事が忙しくなると、
勉強スケジュールの変更が必要になることもあります。
勉強が続けられなくなり挫折する要因になります。
働きながら行政書士試験に合格するには、
すきま時間を使って勉強することが求められます。
すきま時間とは、
通勤時間や、休み時間といった、
手持無沙汰になる時間のことです。
≫すきま時間をつかって勉強することが会社員に必要なことなのです。
実際、行政書士試験に合格している、
多くの合格者は働き世代です。
まとまった勉強時間がいつも取れるわけではありません。
すきま時間を積み上げることで、
行政書士試験合格を目指しているのです。
独学で勉強する最大のメリットはインプット学習を時短できること
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私が独学をおすすめする一番の理由は時短ができるからです。
行政書士試験の勉強において、
一番時間がかかるのが知識を入れるインプットです。
予備校もインプットの時間を多く割いています。
独学で勉強する最大のメリットは、
インプット学習が最も早く終わる勉強法だからです。
どんな勉強も、教科書や参考書を読んで、
知識を頭に入れるところから始まります。
この段階が一番大変で、勉強を辞める人が多いんです。
予備校で使われているテキストは、
特に大手予備校になるほど、
試験範囲を網羅するために、
分厚くなっていきます。
いくら授業があるからといっても、
残業続きの生活で勉強ができるか、
といったら無謀です。
テキストを読む+講義を聞く、
となると膨大な時間がかかります。
独学なら市販のテキストで勉強するため、
ページ数は1000ページもありません。
法令科目だけなら500ページ程度です。
勉強量を少なくできるので、
インプット学習の時間を大幅に短縮できます。
これこそ、独学で勉強する最大のメリットなのです。
独学のデメリットは勉強を挫折するのに十分な壁になる
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独学で勉強を進める場合3つの大きなデメリットがあります。
■教えてくれる先生がいない
■スケジュールはすべて自己責任
■勉強費用が予備校講座より高くなる
特に最初の2つは、
初めて行政書士試験の勉強を始めるときに、
大きな壁となって目の前に立ちふさがります。
独学は教えてくれる先生がいない|予備校との違い①
独学では、教えてくれる先生(講師)がいません。
あなたの持っているテキストが先生です。
テキストの内容がわからなければ勉強になりません。
教材選びで失敗すると勉強が進まないのです。
最初のテキスト選びで失敗すると、
勉強内容を理解できず挫折します。
テキスト選びは慎重にならないといけません。
「どのテキストで勉強すればいいのかわからない」
と思う人がほとんどでしょう。
安心してください。
行政書士試験に合格した私が、
独自の視点でテキストを選びました。
市販の教材で勉強するときに、
絶対選んではいけないものもあります。
それは発行年度が古い教材です。
私は1回目の受験時に
古い教材で勉強し不合格になりました。
行政書士試験は法律の試験です。
法律は毎年何かしらの改正があります。
古い教材だと最新情報が載っていないので、
本試験で合格を勝ち取れなくなるのです。
≫古本屋で安く購入できるとしても絶対に中古のテキストは選んではいけません。
市販のテキストの中には、
「入門」と書かれたテキストがあります。
正直、必要ありません。
「入門」テキストは、
「基本書」と書かれたテキストの、
ダイジェスト版として作られています。
行政書士試験がどんなものか、
全体像をわかりやすくするための教材です。
「基本書」のテキストに
「入門」の内容は全て書かれているので、
購入する必要はまったくありません。
「行政書士試験って簡単なんだな」
と思う人がいますが、
入門テキストを読んでいることがほとんどです。
≫独学の勉強法に入門テキストは必要ないので購入しないようにしましょう。
スケジュールはすべて自己責任|予備校との違い②
予備校ならば勉強スケジュールが用意されています。
行政書士講座に申込んだ瞬間から、
予備校のカリキュラムに沿って、
勉強することで合格を目指せます。
独学では勉強スケジュールを立てるところから、
自分でやらなければいけません。
初めての受験なのにも関わらず、
試験日から逆算してスケジュールを立て、
効率よく勉強していくスキルが求められます。
独学での勉強は孤独です。
自分の勉強スケジュールが合っているか、
わからないまま自分を信じて勉強するのです。
自分がほかの受験生に比べて、
勉強が進んでいるのか遅れているのか、
まったくわからないので不安になります。
「じゃあ独学で合格するなんて無理じゃないか」
ちょっと待ってください。
勉強スケジュールの立て方を、
解説した記事を用意しています。
私の実体験を踏まえて考えた渾身の勉強スケジュールです。
≫合格までのスケジュールの立て方を学んで自分の勉強法に落とし込んでください。
勉強費用が予備校講座より高くなる場合がある
10人に9人は不合格になる行政書士試験。
初心者が独学で目指すとなると、
敗色濃厚の戦いになりがちです。
不合格だったら来年の試験を受ける。
1年・・・2年・・・3年・・・、
と受験回数が増えれば受験料も、
教材費もその分かかってきます。
気づいたら20万円も出費していて、
予備校に通っていた方が良かった。
ということになりかねません。
また、勉強量を自由に調整できることも問題です。
私が合格した年は1月から勉強していました。
かなり時間的に余裕を持って勉強できたので、
問題集をやり終えたら次々に買い込んでいきました。
安い通信講座並みの金額です。
合格した今なら、
半分の費用で合格できただろう、
と、わかりますが当時は必要な勉強量も、
まったくわからないまま勉強していました。
何も考えず教材を買い足していたので、
独学者にしては費用がかさんだのだと思います。
もしこれで受験回数が3回、4回と、
何年も受からない状態だったら、
20万円は軽く超えていたでしょう。
効率の良い勉強法がわかってこその、
独学合格だということを肝に銘じてください。
独学のデメリットを覚悟する|インプット時間を短縮して合格を目指す
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社会人ならば、独学で勉強することをすすめたいところです。
インプット学習を時間短縮できることが魅力的だからです。
ですが、デメリットで話したように、
教えてくれる先生もいませんし、
自分を律する強い信念が必要です。
本当に人生を変えたくて、
今年の試験で絶対受かりたい。
だけど、毎日残業続きで、
近くに通える予備校がない。
お金にも余裕があるわけではない。
そんな人にこそ、独学をおすすめします。
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