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行政書士試験の基本テキストは3000円はします。
「値段が3000円、高いなぁ・・・」
専門書なので1000円ぐらいの文庫本と比べて、
値段が高くなるのは仕方がないと思います。
必要な出費と割り切る必要があります。
しかし、古本屋に行くと、
値段が安く売られていることがあります。
中には、勉強したんだろうか。
と思うぐらい、折り目も書き込みもない、
キレイな基本テキストを見つけることもあります。
通常価格より1000円以上安くなっているので、
中古本で勉強すればいいんじゃないか、
と思ってしまうぐらいです。
しかし、古本屋に売られている基本テキストの、
対応年度を確認してみてください。
最新年度ではなく古い年度のはずです。
「古い年度でもいいんじゃないか」
行政書士試験で合格しようと思うなら、
基本テキストは最新版を使ってください。
古い年度を使っていると不合格になります。
昨年以前の中古参考書では最新の法改正に対応できないから不合格になる
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行政書士試験は法律の試験なので毎年法改正があります。
法律の細かい部分が変わることもあれば、
法律内容が大きく変わることもあります。
古い参考書を使っていたらどうなるか。
そもそも、勉強になりません。
昨年の参考書でも古くて使えない、と考えてください。
法律は時代に合わせて刻々と変わっています。
行政書士試験では新しい知識が出題されるのに、
自分は古い知識が載った参考書で勉強している、
となったら不合格になるのは目に見えています。
しかし、試験全体に影響する法改正はありません。
民法だけ、行政法だけ変わることがほとんどです。
「古い参考書でも、法改正の部分がわかれば使えるんじゃないか?」
法改正部分がわかるのなら、
古い参考書でも勉強できるでしょう。
すぐに法改正部分がわかれば、です。
古い参考書は法改正を考えていません。
改正前の法律をもとに作られています。
来年は変更があるので気をつけましょう。
と、参考書に書いたところで、
受験生を混乱させるだけなので、
変更点は記載されません。
どこが改正されたかわからない状態で、
古い参考書で勉強できるでしょうか。
法律が変わると対応表が出るので、
対応表を見ながら参考書を読む、
ということはできるかもしれません。
どこが変更になっているのだろう、
と気を張りながら参考書を読むんです。
ハッキリ言って時間の無駄です。
法改正があった個所を調べるだけで疲れてしまう。
そんな時間の使い方はしてほしくないんです。
ストレスなく最新の知識を勉強していく。
そのために基本テキストの年度は、
最新版を使うようにしましょう。
古い知識を覚えた後新しい知識に修正するのは時間がかかる
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初めて法律を勉強するなら最新版の参考書を使いましょう。
中古の参考書で法律の知識を増やしていったあと、
あるきっかけで法改正があったことを知ったとき、
すぐには知識を覚えなおすことができません。
私が一回目の試験で落ちたのは、
知識の入れ替えができなかったからです。
基本テキストは最新版を使っていましたが、
良さそうと思って購入した問題集の、
発行年度が古かったのです。
発行年度が古いことが気になりましたが、
大体内容は同じだろうと思って、
勉強を続けることにしたのです。
今思えばやめておくべきでした。
発行年度が古い問題なので、
他の参考書と一緒に勉強していると、
なにかがおかしい、と思うことがありました。
しかし、本試験に間に合うように、
勉強を終わらせなければいけません。
違和感がありながら勉強を続けたのです。
10月になって模試を受けたときに、
違和感の正体がわかりました。
法改正があったところの知識が得点できていなかったのです。
発行年度が古い問題集は使ってはいけない、
と、焦ってすぐに方向転換しましたが
もう覚え直すことができませんでした。
私が受験生時代にやってしまった最大の失敗です。
法改正に対応するために参考書は常に最新版を使う
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行政書士試験の参考書は必ず最新版を使う。
参考書の値段が高くても最新版で勉強してましょう。
法改正に対応していない古い参考書は、
不合格になる最大の原因です。
最新の参考書を買って、勢いをつけて合格するか。
中古の参考書を使って、古い知識を覚えて不合格になるか。
どっちが良いかは明白です。
資料や参考書は常に最新版にしておく。
テキストや問題集を買う前に、
一番気を付けるべきことです。
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