「勉強しないといけないが参考書も開きたくない」
「今日は仕事で疲れたし勉強する気もない」
「全然進んでる気がしない、もう勉強するのやめようかな」
行政書士になるぞ!
と意気込んで勉強を始めても、
日々の生活に追われてしまい、
勉強のモチベーションも下がります。
特に、勉強を始めた頃は、
勉強する習慣もないので、
気持ちに左右されてしまうのです。
行政書士試験を受けようと決めたのだから、
毎日勉強できるコンディションを整えるべきです。
ただ、勉強を邪魔するのが、
モチベーションが下がることなのです。
気持ちの問題なので非常に厄介です。
モチベーションさえ上がれば、
毎日でも勉強できるのにな。
と考えていてもやる気は出てきません。
やる気が出るまで待つのは気分屋です。
「モチベーションに左右されず勉強をしたい」
行政書士試験の勉強では、
モチベーション維持が不可欠です。
気持ちに振り回されていては合格できません。
「でも、気持ちの問題を解決できるのだろうか」
感情に振り回されずに勉強できることは、
行政書士事務所を開業してからも、
仕事をするときに役に立ちます。
感情をコントロールして、
勉強を続けられるようになりましょう。
3つの勉強法を実践することでモチベーションはコントロールできる
私が実践したモチベーション維持の方法は3つです。
■ 行政書士を目指したきっかけを紙に書く。
■ 試験に受かった後のことを想像する。
■ 勉強の成果に合わせて、ごほうびを作る。
勉強をしたくない。
という気持ちが出てくるのは理由は色々ありますが、
結局のところ面倒くさいと思っていることが要因です。
意気込んで勉強を始めたはいいが、
聞きなれない言葉が出てきたり、
参考書を何回読んでも意味がわからなかったり、
そもそも勉強する量が多かったり・・・などなど。
本試験日まで勉強するだけなのに、
合格までの道のりが遠く感じ、
モチベーションが低くなるんです。
勉強する理由を作ることで、
感情をコントロールできるようになるのです。
行政書士試験の勉強をする理由がないからモチベーションが低下する
勉強を継続できる人とできない人の違いは何でしょう。
勉強が好きだから続けられる、
という人もいますが稀です。
ほとんどの人は勉強が嫌いなはずです。
私も勉強はしたくないと思っています。
勉強嫌いの私が、
行政書士試験の勉強を続けられた理由は、
目標を持つように心がけたからです。
行政書士試験は1年で合格できるといっても、
無心で1年間勉強できるわけがありません。
目標のない勉強に、
真剣になれるわけがないからです。
何か勉強する目的を持つ必要があります。
そこで考えたのが3つの目標です。
■ 行政書士を目指したきっかけを紙に書く。
■ 試験に受かった後のことを想像する。
■ 勉強の成果に合わせて、ごほうびを作る。
この3つには長期的な目標と、
短期的な目標の2つがあります。
長期的な目標で勉強を継続するモチベ―ションを維持する
長期的な目標を掲げることでモチベーションを維持できます。
■行政書士を目指したきっかけを書く。
■試験に受かった後のことを想像する。
勉強を継続するには目標が必要です。
この目標がなければ挫折してしまいます。
将来こうなりたい、今の自分を変えたい。
という想いがモチベ―ジョン維持につながります。
行政書士にを目指す理由を考えてみましょう。
■サラリーマンをやめたいから。
■行政書士で起業して自由な時間がほしいから。
■法律を使って困っている人の役に立ちたいから。
今の生活が変わると考えるだけで、
ワクワクしてこないでしょうか。
理想の自分になるために、
1年間の勉強を頑張ると思えば、
勉強を続ける力になります。
短期的な目標を立てることで挫折しそうな勉強を続けることができる
理想の自分を想像してもモチベーションは続きません。
目の前に見える成果がなければ、
人間は勉強を継続できません。
学力という目に見えない成果を、
積み上げるには忍耐が必要です。
目に見える成果を出すために、
勉強量に合わせてごほうびを作るのです。
自分が勉強してきたことに対して、
報酬を出すことで成果が目に見えて現れます。
次も頑張ろうと思えるようになるのです。
長期目標と短期目標をかけ合わせて勉強を継続できるようにする
目標のない勉強は続きません。
モチベーションに左右されてしまい、
勉強をしたり、勉強しなかったりと、
不安定な状態で取り組んではいけません。
今の現状を変えてやる。
行政書士になって理想の働き方をする。
という長期目標を作る必要があります。
しかし人間の決心は1日も持ちません。
一晩寝れば長期目標も忘れてしまいます。
そこで短期目標を設定するのです。
日々の勉強成果に応じた、
自分へのごほうびを作りましょう。
目標を作るといっても、
勉強法に活用できなければ意味がありません。
勉強を続けるために、
長期目標と短期目標を、
どのように活用したのか、
私の実体験をお話しします。
行政書士になりたいと思ったきっかけはすぐ忘れる|負の感情を紙に書いて貼る
私が行政書士を目指した理由はただ一つ。
「私の人生これでいいわけがない!」
仕事を言い訳にして、
やりたいことをしない自分に嫌気が指したのです。
この感情を勉強の原動力にしました。
感情なので強く思っていても、
一晩寝れば思いも弱くなります。
初心をすぐに思い出せるように、
紙に書いて、机に貼りました。
「お前は一生○○で働き続けるのか?」と。
見るたびに、ドキッとしました。
仕事で疲れたから勉強は休もう。
今日は気分が乗らないから勉強は休もう。
合格できるわけないからやめてしまおう。
と、勉強をしない言い訳を考えだしたときに、
机に貼っている問いかけに目をやるんです。
「このままでいいわけないだろ」
と思って勉強を休まず続けることができたのです。
紙に書き出す言葉は何でもいいです。
自分に一番突き刺さる言葉を書くと、
モチベーションが下がったときに効果を発揮します。
行政書士試験に合格した後の目標を考える|プラスの感情で長期目標を考える
私が紙に書き出した言葉は負の感情でした。
負の感情を思い起こすことは、
モチベーションを上げるいい方法です。
ただ、
毎日負の感情を目にしていると気が滅入ります。
負の感情はエネルギーが強いのですが、
その分、精神的に辛くなります。
気が滅入ってモチベーションが下がらないように、
行政書士試験に合格したら何をするか目標を立てましょう。
合格したら何をするか恥ずかしがらず考えてください。
合格できたらどんな気分になるか。
合格したら誰に報告するだろうか。
どんな気持ちで開業準備をするのだろう。
仕事をこなす自分の姿はどんな感じだろう。
考えるだけでワクワクしてきませんか。
憧れの行政書士になったんです。
やりたいことがたくさんあるはずです。
将来に希望を持つことで、
勉強にもやる気を持って、
取り組むことができるようになります。
勉強の成果に合わせて自分へのごほうびを作る|短期目標で勉強を継続する
勉強が続かない要因は成果が目に見えないことです。
勉強を続けることで、知識が身に付くのですが、
目に見えませんし、成果がわかりにくいので、
勉強が続かなくなります。
実際、学力が付いたとわかるのは、
勉強を初めて3か月後だったりします。
勉強の成果を目に見えるようにしましょう。
たとえば1週間を振り替えって、
勉強のノルマが達成できたら、
自分にごほうびをあげるのです。
ごほうびは何でもかまいません。
■漫画を1冊買って読む。
■温泉に行って飲食する。
■ドライブで遠出する。
■お気に入りのカフェに行く。
■好きな歌手のCDを1枚買う。 etc…
あなたにとって、ごほうびになるなら何でもかまいません。
私も、これだけ頑張ったからプチ贅沢しよう、
とゲーム感覚で取り組んでいました。
ごほうびの日を1週間に1回作ることで、
それを目標に勉強を頑張ることができます。
適度に息抜きにもなるので勉強が続きやすくなるのです。
長期目標と短期目標をうまく使いこなして合格を目指そう
モチベーションの維持は必要な勉強法です。
感情に左右されて、
勉強をやったり、やらなかったりでは、
行政書士試験に合格できるはずがありません。
長期目標と短期目標をかけ合わせましょう。
勉強を続けるために効果のある勉強法は、次の3つです。
■ 行政書士を目指したきっかけを紙に書く。
■ 試験に受かった後のことを想像する。
■ 勉強の成果に合わせて、ごほうびを作る。
勉強を続けるには気持ちで負けてはいけません。
自分で感情をコントロールできるようにして、
モチベーション維持をすることが不可欠です。
「よし、やるぞっ!」
と思えるように、今から実践していきましょう。
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