「この教材じゃダメかもしれない」
行政書士試験をやっていると、かなりの人がここに落ちる。
- 模試で点が悪い。
- 記述が書けない。
- YouTubeで「この教材は危険」と言われる。
- SNSで、「私はこれで受かりました」が流れてくる。
すると、不安になる。
そして、参考書を増やす。
でも、ここで一回止まってほしい。
行政書士試験で崩れる人は、勉強していない人じゃない。
むしろ逆。
“不安になるたび教材を追加する人”から崩れていく。
この記事では、
なぜ教材を増やしたくなるのか。
なぜ真面目な人ほど教材迷子になるのか。
なぜ「もっと勉強してる」のに崩れるのか。
本当に固定すべきものは何か。
そこを構造で解説する。
教材を増やす人は、サボっているわけじゃない

ここをまず勘違いしてはいけない。
教材を増やす人は、怠けているわけじゃない。
むしろかなり真面目だ。
- 落ちたくない。
- ちゃんと理解したい。
- 抜け漏れを防ぎたい。
- 不安を消したい。
だから追加する。
つまり、
「責任感」が教材を増やしている。
ここが怖い。
でも、教材追加は“不安への反応”になりやすい
行政書士試験は範囲が広い。
だから、勉強しているほど不安になる。
- この論点知らない。
- 記述が弱い。
- 模試が低い。
- 基礎知識が怖い。
- 判例が抜ける。
すると、人はこう考える。
「今の教材では足りないんじゃないか?」
ここで、新しい教材を探し始める。
でも実際には、ここで起きているのは“知識不足”ではない。
判断軸の崩壊だ。
教材迷子になる人の共通点

1. 「全部理解しよう」としている
これがかなり多い。
行政書士試験は、満点試験じゃない。
でも、
真面目な人ほど、
全論点、全知識、全問題、
全科目を制圧しようとする。
すると当然、不安が消えない。
なぜなら、終わりが存在しないから。
2. 教材を“安心材料”にしている
ここが本質。
新しい教材を買うと、少し安心する。
「これで大丈夫かも」
と思える。
でも、それは積み上がりではない。
実際には、
- また最初からになる。
- 比較が始まる。
- どれを信じるか分からなくなる。
- 復習回数が減る。
つまり、固定軸が壊れる。
3. 「勉強した感」が増える
教材追加は、努力感が強い。
- 本を買った。
- 動画を見た。
- 新しい知識を入れた。
でも、
行政書士試験で点になるのは、
“理解した量”ではない。
“繰り返した量”だ。
ここを間違えると、永遠に積み上がらない。
実際、私も教材を増やして崩れた

私は9ヶ月、かなり勉強した。
問題集も11冊やった。
でも、結果は110点。
今ならはっきり分かる。
問題は、努力不足じゃなかった。
固定軸がなかった。
不安になるたび、
- 教材を変え、
- 勉強法を変え、
- 情報を探し、
「もっと良い方法」を探した。
でも、
そのたびに積み上がりが切れていた。
つまり私は、
勉強していたんじゃない。
“不安に反応し続けていた”んだ。
行政書士試験で本当に必要なのは“固定”

受かる人は、特別な教材を使っているわけじゃない。
むしろ逆。
固定している。
- この問題集を回す。
- この過去問を繰り返す。
- この範囲を主戦場にする。
ここが動かない。
だから積み上がる。
逆に崩れる人は、
不安のたびに軸が動く。
すると、全部が浅くなる。
教材選びで本当に重要なのは「何を固定したいか」
ここが、このサイトで一番重要な話かもしれない。
普通の資格ブログは、「おすすめ教材〇選」をやる。
でも、本当はそこじゃない。
重要なのは、
“あなたは何を固定したいのか”だ。
- 過去問反復を固定したいのか。
- インプットを固定したいのか。
- 記述対策を固定したいのか。
- 学習リズムを固定したいのか。
ここがないと、教材は増殖する。
最後に|行政書士試験は「情報量」で受かる試験ではない
行政書士試験で崩れる人は、知識不足で落ちるわけじゃない。
多くは、“不安で軸を動かし続けた結果”崩れていく。
だから必要なのは、
- 完璧な教材でも、
- 最強の勉強法でも、
- 最新情報でも ない。
必要なのは、
「何があっても戻る場所」だ。
教材を増やす前に、一回考えてほしい。
今あなたに必要なのは、新しい参考書なのか。
それとも、
崩れない判断軸なのか。