<景品表示法に基づく表記>当サイトではコンテンツに商品プロモーションを含む場合があります。

仕事の一覧は存在しない?!行政書士業務を見つける秘訣

work 269 header - 仕事の一覧は存在しない?!行政書士業務を見つける秘訣

行政書士が扱える書類は1万種以上と言われています。

「そんなに書類を扱えるなら仕事もたくさんあるんじゃないか」

期待に胸が膨らみます。
それと同時に、

「仕事がたくさんあるなら何か一覧になっているものはないのかな」

と考えるでしょう。

行政書士の仕事は多岐にわたります。
そのため、業務内容を一覧で確認することができれば、

新しい事業を発見する手助けになるかもしれません。

 

行政書士の仕事を一覧にした書籍は存在しない

残念なことに、
行政書士の仕事が一覧になった書籍は存在しません

これは、私も相当衝撃を受けました。

あれだけ、稼げる資格だと言われてきたのに、
その仕事一覧が無いとはどういうことだ、と。

唯一、わかるのは、行政書士法に書かれている

官公署に提出する書類の作成、
その相談や官公署に提出する手続きについて代理することを業とします。

という一文。一覧どころか一言で済ませられています。

行政書士がどんな仕事ができるのか知りたいのに
一覧がないとなると困ります。

 

行政書士の仕事一覧は需要がない

仕事一覧が無い理由は明らかです。

行政書士しか使うことが無いからです。

行政書士の仕事が一覧になっている書籍を、
一般の人が買うかと言ったら、まず買わないでしょう。

行政書士試験合格者は毎年4千人前後ですが、
全ての人が開業登録するとは限りません。
行政書士登録している人も、5万人です。

さらに言えば、
5万人のうち本気で仕事をしている人は、

すでに得意分野を持っているので使う必要がないのです。

そうなると、
仕事の一覧本を出版しても読む人は少ないですよね。

 

行政書士会の報酬統計を参考にする

「仕事の一覧表があれば分野を絞れるのに」

と思う人は、行政書士会がホームページで公開している、
報酬統計を参考にしてみてください。

これは、業務ごとの報酬が一覧になって掲載されています。

その数なんと、410もの業務が掲載されています。
つまり、410もの仕事が一覧化されているのです。

これを使わない手はありません。

 

仕事を一覧で見ることのメリット

一覧で業務を見ることができる一番のメリットは、
行政書士の仕事の種類を知ることができることです。

本で知った仕事以外にも、
そんなところまで行政書士は関わっているのか、

と驚くような仕事も報酬統計から見つけることができます。

しかも、報酬統計です。

仕事の単価もわかるので、
依頼の受けやすさもイメージができます。

この報酬統計一覧を見ながら、
開業した手は、この業務で仕事を行って、
信頼を積み重ねたうえで高単価な仕事を行おう。

そういった戦略を練ることもできるのです。

 

過去には仕事一覧を作っていた本もあった

今は出版されていないのですが、
過去には許認可業務が一覧にされた本が出版されていました。

しかも、簡単な手続きの流れも載っていたのです。

ただ、先ほど私が言ったように、
このような仕事一覧本は

行政書士しか見ることがありません。

複雑な許認可業務を、
個人でやろうとする人はほとんどいません。

そういった理由から、本屋に行っても、
行政書士の仕事一覧本が存在しないのです。

 

実務を行いながら業務のイメージをつかむ

一覧で把握できる方法は行政書士会の報酬統計だけです。

しかし、仕事を学ぶためには、
一覧だけではどうにもなりません。
許認可業務は細かく分けると、
本当にたくさんの業務があります。

権利義務に関する業務も同じです。

報酬統計である程度仕事の目星がついたら、
専門書を購入して、実務をこなすなかで、

仕事の幅広さを実感するのが一番良い方法でしょう。

≫初めての独立開業でもプロの行政書士になりたい方はこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました