
1年で結果が出て、年収1000万円も夢ではない資格、行政書士!
こんなキャッチフレーズから、
私の受験が始まりました。
あなたも何かしら魅力を感じたから、
行政書士を目指しているのだと思います。
しかし、
実際に行政書士の業務は魅力的なのだろうか。
という疑問を持っていませんか?
私は受験生時代から、何度も頭をよぎりました。
「雑誌のキャチコピーにつられて魅力的だと勘違いしただけじゃないのか」
「本当はサラリーマンより辛いのではないか」
こんなことを考えるので、
勉強のモチベーションも下がっていました。
しかし、それでも、行政書士の仕事に魅力を感じていたのは本当です。
このままサラリーマンをやっていて、
自分の人生に満足できるだろうか。
「いいや、それは絶対に違う」
と思っていました。
こう思えたのは、
受験生時代から現役の行政書士の先生と、
話す機会を何度もいただけたからです。
話をする彼らが輝いて見えたのです。
絶対に魅力的な仕事だと信じたことで、合格をすることができました。
結果から言うと、非常に魅力的な仕事だということが、
私も実際に業務を行って感じることができたのです。
行政書士の仕事を通じて感謝される
なぜ、魅力的な仕事だと感じることができたのか。
依頼を受けたお客様から感謝の言葉をいただけたからです。
確かに、業務は辛い時もありました。
まったく知らない分野の仕事が舞い込んできたときは徹夜もしていました。
それでも、自分で学びその知識を生かすことで、
お客様から感謝の言葉をもらえた時には、
本当に感無量だったことを覚えています。
法律で困っている人の役に立つことができる
自分が勉強した法律を使ってお客様の役に立てることは、
これ以上ない魅力だと感じています。
なぜ、そこまで魅力的に感じるのか。
自分が血のにじむような努力をして結果を出したからです。
行政書士の業務は本当に多岐にわたります。
私は、営業許可申請をメインにしていましたが、
遺言書を作ってくれというような畑違いの仕事も舞い込んでいました。
「こんなに行政書士の業務範囲が広いとは思わなかった」
と何度も思いました。
それでも、
困り果てた上で、依頼されるわけです。
絶対に中途半端なことはできません。
だからこそ、必死になって学び、
不備の無い書類作成を基本にしていました。
もちろん、専門家だから、
丁寧にやってくれて当たり前という方もいますが、
ほとんどの方は、
「頼んだ行政書士が、あなたで良かった。本当に助かったよ。ありがとう」
と言われることがほとんどでした。
この時は全身に鳥肌が立つぐらい嬉しかったのです。
自分の努力が報われていることを、
直に感じることができる。
これほど魅力的な仕事は行政書士のほかには、
ないだろうと思ったぐらいです。
常にスキルアップしていく必要があります。
それ以上に、
法律で人の役に立てたことが、
私にとって魅力的だったのです。
感謝されることだけが行政書士の魅力じゃない
お客様から感謝されることは一番の魅力です。
行政書士だからこそ、できたと思うことがいくつもあります。
私が感じている、
行政書士の魅力について大きく3つ話します。
・ライフワークをコントロールできる
・他分野に飛び込みスキルアップできる
・業務範囲が広くビジネスが豊富
「どうして魅力を感じていたんだろう」
と思ったいるあなたも、思い出すきっかけにしてください。
ライフワークをコントロールできるのが魅力
行政書士として開業すると個人事業主になります。
自分で仕事を取ってくることになりますが、
その業務時間を自分で決められることが、
行政書士の魅力です。
会社員をやっていると、
決められた時間に出社して退勤することが前提です。
場合によっては、予期せぬ残業をすることもありますよね。
私も、かなり残業をしていたので、
体力的にキツイと思っても、
週5日は出勤せざるを得ませんでした。
重い体を引きずって出社することもありました。
しかし、開業すれば、
業務時間をコントロールすることができるのです。
例えば、営業許可申請をしていた頃は、
「この書類がそろったら申請できるから今日は午前中で仕事を終わりにしよう」
ということもできるのです。
自分の好きなタイミングで業務を始められ、
終えることができるのです。
これは会社員をやっていては、できない事です。
営業のアポイントを取るときも一日に何件も回った後、
翌日は仕事を休むというようにしていました。
仕事の時間を自分で決めれることが魅力なのです。
時には急に依頼が来るときもありました。
その時も、会社員なら、
色々な人に掛け合って納期をずらすところを
自分だけで調整できるのは気軽さも感じていたのです。
自分で仕事量や時間をコントロールできることは、
ストレス軽減にもなりました。
一週間のうち休みを自由に決められることも魅力です。
基本的に雨が降ったら、
よほどのことが無い限り外出しないなど、
自分の好きなように仕事を進められているときは、
行政書士になって良かったと感じる瞬間でした。
他分野に飛び込みスキルアップできることが魅力
行政書士が扱える書類は1万種を超えると言われています。
あらゆる仕事を網羅的に行えることも魅力の一つです。
私の場合営業許可申請を主に行っていましたが、
他士業と連携することも多々ありました。
例えば会計記帳業務では、
帳簿作りなど、税務申告に必要な書類を作った後、
税理士に税務申告をお願いするということもありました。
また、故人が無くなった後、
話し合いでは解決できないとなったとき。
表立って活躍するのは弁護士ですが、
裁判で使用する資料など、家系図の作成などを、
代理で作成することもしていました。
これらは営業許可申請の仕事をしていたら関わらない分野です。
行政書士だからと、
専門的なお願いするという仕事もあれば、
関連があるから下準備として仕事をすることもありました。
そのたびに、法令がどうなってるかを調べ、
綱に自分の知識を更新していきました。
自分の実力もスキルアップすることができたのです。
知らない分野でも、自分がスキルアップすることで、
直接困っている人の役に立てる行政書士の仕事は非常にやりがいがあります。
業務範囲が広くビジネスが豊富なことが魅力
扱える書類が多いということは、
仕事の範囲も増えるということです。
よく、
「行政書士の仕事は飽和しているから稼げないよ」
という人がいますが、それは間違いだと思っています。
確かに、行政書士法人など大きな組織が行っている仕事は、
取れないかもしれません。
しかし、行政書士は街の法律家です。
身近なことで困っている人に対して、
法律を使って役に立てることは、たくさんあるんです。
これは、定期的に行われている、
行政書士の無料相談会で感じたことです。
実際に人と関わってみないと、
その人が何に困っているのかが見えてこないのです。
もしかしたら、
いわゆる『すきま産業』と言われる案件があるかもしれません。
それでも、実績のない時ほど、
そういった仕事に根気強く向き合う必要があるのです。
その仕事ぶりが評価されて、大きな依頼をされるということも珍しくありません。
行政書士として稼ぐには大変なところもあります。
しかし、それ以上に行動を起こし、
評価されることで大きな仕事につながっていくことが、
行政書士をやっていて非常に魅力的だと感じました。
魅力的な仕事にできるかはあなた次第
行政書士の仕事は、自分の知識で問題解決できた時、
お客様から感謝されるたときが非常に魅力を感じます。
それ以外にも、
ライフスタイルを自分で決めることができるのは、
会社員ではできない働き方です。
自分で仕事をコントロールできるのは魅力的ですし、
それに見合った仕事をしようと、
やる気が出てくるものなのです。
そのためには日々のスキルアップがかかせません。
行政書士試験は、スタートラインに立っただけなのです。
そこから、魅力的な仕事にできるかは、
あなた次第なのです。
コメント